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歯科コラム

【2024年最新】歯科院長必見!レセプトを点検してくれる代行業者の選び方

近年、厚生局が保険医療機関の指導や監査を強化しているのをご存じでしょうか。
さらに、「明細書発行の義務化」、「オンライン資格確認原則義務化」になり、患者様が容易に診療行為や金額の内容を確認できるようになり、それによって患者様が理解できていない処置についての問い合わせが急増しました。
レセプトの点検を怠ると、保険適用条件に則っていない治療や診療内容の不備などを見逃し、その結果、厚生局からの返戻を受けてしまうことになります。また、不正な請求は法的な責任を問われるだけでなく、医療機関の信頼性や評判にも影響を与える可能性があります。

医院の収入に直結する部分ですので、お悩みの方も多いのではないでしょうか。
そんな医院をサポートするサービスとして、「レセプト点検代行サービス」があります。

本記事では、そのレセプト代行業者を選ぶ際のポイントや注意点を紹介していきます。

歯科レセプトの点検代行サービス(アウトソーシング)とは

歯科レセプトの点検代行サービスは、歯科医院において行われる診療報酬請求書の点検や不備の修正などを、外部の業者が代行して行うサービスです。特に歯科医療においては、診療報酬の請求が複雑で業務量も多く、医師の負担が大きいことから、専門的な外部チームが求められています。
歯科レセプト代行業者は、歯科医師や受付スタッフが作成した診療報酬請求書を法令やルールに沿って点検し、診療報酬請求に必要な書類の作成や申請手続きを行い、診療報酬の受け取りまでの一連の業務を代行してくれます。これにより、医療機関の医師は診療に専念することができ、医療の質の向上につながります。

歯科のレセプト点検の重要性

近年、厚生局が保険医療機関の指導や監査を強化していますが、これに伴って以下のようなリスクが増えています。

過誤請求のリスク

レセプトの点検を療養担当規則を理解した者が実施しないと、誤って保険適用条件に則っていない治療を請求してしまう可能性があります。不正な請求は、法的な責任を問われるだけでなく、医療機関の信頼性や評判にも影響を与える可能性があります。

収益損失のリスク

レセプトの点検を怠ると、保険適用条件に則っていない治療や診療内容の不備などが見逃される可能性があります。その結果、保険からの収入を得られなかったり、保険適用外の治療を行ったことで患者からの支払いが得られなかったりすることがあります。

信頼関係の損失のリスク

レセプト点検を怠ることで、患者からの信頼を失う可能性があります。例えば、保険適用外の治療を行ったことが、患者にとって予想外の高額な支払いを強いることになり、患者に不信感を与えることがあります。

法的なリスク

歯科レセプト点検は、法律に基づいて行われるものです。点検を怠ることによって、法令違反に問われる可能性があります。また、不正な請求が発覚した場合には、罰則や民事訴訟などのリスクがあることも考慮しなければなりません。

以上のようなリスクを回避するために、歯科医療機関ではレセプト点検を適切に行うことが重要です。

レセプト業務のよくあるお悩み

  • 今の算定方法であっているのか不安
  • 返戻、減点が多い
  • 厚労省から通達される法改定の内容を理解するのが大変だ
  • 診療報酬の基準が複雑でよくわからない
  • 提出文書の記載をやっていない
  • 訪問のレセプトまで目が届いていない
  • 個別指導に選ばれるのではないかと不安だ

以上のような悩みをお持ちの方は、レセプト点検代行を依頼することで解決するかもしれません。

代行するメリット

歯科レセプトの点検を代行するメリットは以下の通りです。

時間と手間の節約

歯科医師や歯科助手などがレセプト処理に時間を費やす必要がなく、診療に専念することができます。

正確かつ迅速な処理

専門的な知識を持った専門業者がレセプト処理を行うため、正確で迅速な処理が可能です。

法令遵守

歯科レセプトには複雑な医療保険法などの法律がありますが、歯科レセプト代行業者は法令を熟知しているため、適切に処理することができます。

資金の効率的な回収

診療報酬の基準、法改定の内容を熟知した専門家がレセプト業務を行うため、算定漏れによる損失を減らすことができます。

事務員の雇用に対するリスクがなくなる

事務員を雇っている場合、その人が退職した際のリスクが付きまといます。新たに雇用する必要が出てきますし、また1から教育する必要があります。また、毎月レセプトの量は変動するのに対して、事務員の人数は固定です。歯科レセプトの点検代行業者を利用していれば、レセプトの数に応じて料金を支払うので、無駄がありません。

歯科レセプトの点検代行を業者に依頼することで、以上のようなメリットがあります。レセプト点検に割く時間がない、患者様に向き合う時間を増やしたい、このような方はレセプト点検の代行サービスを利用するのも一つの手でしょう。

レセプト点検代行業者を選ぶ際の5つのポイント

歯科レセプト代行業者を選ぶ際のポイントは以下の通りです。

1.経験と知識が豊富な業者を選ぶ

歯科レセプト業務は繁雑であり、法改正や保険制度の変更に対応した知識が必要です。経験が豊富で、専門的な知識を持っている業者を選ぶことで、正確性が保たれます。

2.納期や品質に対する保証がある業者を選ぶ

業務の重要性が高いため納期や品質での問題は避けたいものです。業者が納期や品質に対して保証をしている場合、安心して業務を任せることができます。

3.サポート体制が充実している業者を選ぶ

業務に関する問い合わせやトラブルに対応するためにも、適切でスムーズなサポートを提供できる業者を選ぶことが必要です。

4.料金が適正、またはリーズナブルである業者を選ぶ

業務代金が高すぎる場合、コストパフォーマンスが悪くなる恐れがあります。適正な価格設定をされていることや、リーズナブルであることも重要なポイントです。

5.代行できる業務範囲が広い業者を選ぶ

代行業者の中には、当月のレセプト点検だけでなく、過去数か月にもさかのぼって点検する「縦覧点検」をしてくれる業者もあります。「縦覧点検」によって、過去の診療内容と当月の診療内容の整合性について確認します。

以上のポイントを踏まえて、信頼できる歯科レセプト点検の代行業者を選ぶことが重要です。また、複数の業者を比較し、自社のニーズに合った業者を選ぶことが大切です。

レセプト点検代行は信頼できる業者に依頼しよう

レセプト点検を代行してくれる業者はいくつもありますが、その中でも「デンタルパートナー」がおすすめです。デンタルパートナーは、120医院以上のパートナーとしての実績があり、診療報酬の請求漏れやミスを修正することはもちろん、同一患者の過去6か月のレセプト点検し、保険請求の方法のアドバイスまでしてくれます。また、カルテチェックはオンラインで実施しているため、休診日に先生やスタッフの方の手を煩わせることはなく、新型コロナウイルス感染拡大の側面からも、感染リスクのないオンラインで質の高いサービスを提供できる体制が整っています。

まとめ

ご紹介しました通りレセプト点検代行業者は、レセプト点検や返戻対応にお困りの医院にとってはとても心強い存在です。医院で行っている業務を外部業者に委託することに、多少なり不安を感じる方もいらっしゃると思いますが、年々複雑になる診療報酬請求に時間や労力を費やすよりも、アウトソーシングした方が得策であると考える医院が年々増加しています。
複雑な業務をアウトソーシングすることで、患者様の治療に集中でき、事務スタッフの退職などをリスクヘッジできるメリットもあるため、気になる代行業者を見つけたら、資料請求や電話で詳しく聞いてみましょう。